こんにちは。オーストラリアはクイーンズバースデーで3連休でしたがみなさんいかがお過ごしでしょうか?今日はオーストラリアで看護師としての仕事にかかわりたい人のためのトピック、「どうすればオーストラリアで看護師として働くことができるのか?」という内容です。看護師としての経験がある人も、ない人もチェックしてみてくださいね。
日本の看護師資格は通用するのか?
日本で看護師として働いていたけれど、実際にこっちでも働けるのか?という疑問ですが、こちらは日本人の場合、看護の学士号を持っており、正看護師の資格があり、かつ経験、そして高い英語力があれば可能ということが言えるでしょう。実際にこの条件を満たす人はかなり少ないと言えます。そうでない場合はさらにオーストラリアにて数年間かけて進学し、資格を取らなくてはいけないので少しハードルが高いかもしれません。しかし、そうでなくてもオーストラリアで看護師のアシスタントとして働くことは可能です。どのような方法で働くまでの道のりを経たらいいのか、下記でご説明します。
アシスタントナースとは?
オーストラリアの看護師は、日本の看護師よりも裁量権が広く、責任のある仕事を任されるといわれています。しかし、看護師にはアシスタントと呼ばれる職もあり、Assistant in Nursing(AIN)という正看護師の補助的な業務全般を担う仕事につくことができます。主な内容としてはベッドメイキングなど患者さんの求めるベーシックなケアがメインとなります。しかし、このようなアシスタント職であっても時給は通常のアルバイトより高めの20ドル以上が基本となり、休日には手当てが出る制度もしっかり守られていますので実際にお給料面は恵まれているといえるでしょう。
アシスタントナースになるには?
実際にアシスタントナースとして働きたい場合は、オーストラリアでCertificate III in Health Services Assistanceのコースを修了して資格を取得する必要があります。コースが開校されている学校についてはTAFE(州立の専門学校)が提供している場合がほとんどですが、留学生向けに開講されていない場合もあるので注意が必要です。しかし、学校によっては留学生向けにオープンしているところもあります。就学期間は半年から1年未満になることが多く、求められる英語力の最低条件はIELTS6.0以上など、医療・介護現場に関わるには高度な英語力が求められるということになります。
学費はどのくらいかかるのか?
Certificate III in Health Services Assistanceのコース自体が半年以上となります。学費については、おおよそですが70万~100万前後になります。一見高そうに見えますが、実際にその後仕事を始めた場合は平均時給が高い(およそ25~30ドル)ため、十分元が取れる計算になりそうです。実際に求められる仕事は一般的にそこまでハード(周囲の経験者曰く)ではないため、コストと労力などを考えると看護や医療、介護業界に興味があり、かつローカルの環境で働いてみたい!ということを考慮した場合は良い選択といえるでしょう。
以上がオーストラリアで看護業界で働いてみる場合の方法でした。基本的にネックとなるのは、英語力の壁でしょう。フィリピン留学やオーストラリア留学でしっかりとIELTSのスコアを取ってからアプライしましょう。
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ライター
Saki
カフェとダイビング、そして犬をこよなく愛する福岡出身のアラサー女子。 スペイン1年、フィリピン1年半、オーストラリアへ留学し、英語とスペイン語と博多弁を話すトリリンガル。TESOL(英語教授法)と留学カウンセラー資格を生かして留学JPメルボルンで働いています。ネタはたくさんあるので何でも聞いてください!