オーストラリアでは、観光・ワーホリ・学生ビザの3種類がありますが、中でも申請時の難易度がぐっとあがるのが学生ビザといえるでしょう。
というのも、2018年2月からオーストラリアでは、学生ビザに対する決まりが厳格化されました。その結果、申請する際になぜ学生ビザを申請するのかという理由を書いた申請書(Genuine Temporary Entrant/CTE)を提出する必要があります。これは英文での作成となりますが、目的がはっきりしている留学生にとっては特に問題があるものではないでしょう。
少し複雑になった学生ビザの申請ですが、今回は万が一、オーストラリア学生ビザでの申請に誤り・ミスがあった場合どうしたらいいかというところを紹介したいと思います。自分のミスがほかの留学生にも起こるよくあるケースであることが多いので、ぜひ以下のパターンをチェックしておきましょう:)
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パスポートの情報を間違えて入力してしまった
申請中によくあるミスがこちら。学生ビザを申請中に自分の生年月日や名前などを間違って記入してしまった場合です。しかしこの場合、慌てなくても問題ありません。気づいた場合は、すみやかに決められたフォームを移民局に直接メールで送りましょう。
フォームはこちらからダウンロードできます(学生ビザ用)
しかしこちらすべて英語での記入となります。ここで再度ミスした場合はどうしようもないので気をつけましょう。
※申請の誤りの訂正はビザが発給される前に進める必要があります
現在のパスポートが学生ビザの期間をカバーしていなかった
こちらもうっかりさんに多いのですが、学生ビザ申請しようとしたはいいけど期間カバーされてない!というパターンです。この場合ですが、学生ビザを申請する前かつ時間に余裕があるならばパスポートの切り替えを行いましょう。(日本からもオーストラリアからもできますが、1~2週間程度かかります)
万が一、学生ビザを申請してから気づいてしまった場合も大丈夫。学生ビザの発給前であれば、すぐにパスポート更新を済ませ、先ほど紹介した1022フォームを使って訂正の申請をしてください。こちらも発給前のみに限りますので、速やかに行いましょう。
ワーホリから学生ビザ切り替えまでに審査が間に合わなさそう
ワーホリが切れる前に学生ビザの申請をしたけど、今のビザの期限が切れるまでに学生ビザが下りない!という場合は、ブリッジングビザというものがあります。こちらは自動的に発行されるものとなり、本人がする手続きなどはありません。
例えば現在オーストラリアに滞在しており、6月にワーホリビザが切れる。そして学校は8月からという場合を考えてみましょう。この2か月が空白期間となるわけですが、6月のワーホリビザが切れる前に学生ビザを申請した時点で自動的にブリッジングビザが発行されます。そのため、そのままオーストラリアに滞在することができるということになります。
しかし、このブリッジングビザの間に出国することはできませんので注意をしてください。
学生ビザの審査に落ちてしまった
この場合は、異議申し立てをすることができます。しかし、費用も時間も労力もかかるため、まずは落ちないように万全の態勢で学生ビザを申請しましょう。学生ビザの申請に落ちる理由は移民局のみぞ知るというところが大きいのですが、志望動機などオーストラリアに滞在する明確な理由、そして帰国の意思を必ず記載しておくなど基本的なことを抑えていれば落とされる確率は減るといえるでしょう。
さいごに
以上が学生ビザの申請においてよくあるトラブルになりますが、こちら2018年5月に移民局に直接確認した内容となります。しかし、個人のケースによって条件や状況は変わる可能性がありますので上記の内容を参考にする場合については自己責任でお願いいたします。
みなさんのビザ申請がうまくいきますように!
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ライター
Saki
カフェとダイビング、そして犬をこよなく愛する福岡出身のアラサー女子。 スペイン1年、フィリピン1年半、オーストラリアへ留学し、英語とスペイン語と博多弁を話すトリリンガル。TESOL(英語教授法)と留学カウンセラー資格を生かして留学JPメルボルンで働いています。ネタはたくさんあるので何でも聞いてください!