メルボルンでビジネスを始めたいけど、とりあえず働く場所がない、さらにオフィスにかかるコストを抑えたい!…という方のために、今回はメルボルンで利用ができるコワーキングスペース&オフィス(個室)を提供している会社をいくつかご紹介したいと思います。
ちなみにすべて実際に訪問して確認してきました。ぜひご参考までに!
Contents
レンタルオフィス関連用語
Flexible desk フレキシブルデスク | オフィス内にある空いているデスクを見つけてその都度座るタイプ。席は予約制もあるがない場合もある。 |
Dedicated/Permanent desk
パーマネントデスク |
オフィス内に自分専用のデスクがあるタイプ。毎回席を探す必要がない。 |
Private Office
プライベートオフィス |
完全個室で一人専用か、もしくは数名で働くことができるタイプ |
Full time
フルタイム |
1日(8時~17時、もしくは深夜まで)ずっとオフィスが使い放題 |
Casual
カジュアル |
1日のうち3時間や4時間のみ使用ができる、もしくは週に数日間のみというタイプ |
ServCorp(サーブコープ)
全世界に展開する超大手レンタルオフィス会社。メルボルンだけでも4オフィス提供しており、シティ・郊外ともに選ぶことが可能です。今回訪問したのはコリンズストリートの高級ブランドが立ち並ぶハイソなエリア。
中の様子
ビルの入り口
コワーキングスペース
コピー機
キッチンエリア
シュレッダーとペーパーカット
会議室
会議室2
ホワイトボードも完備されています
料金
・The Membership(2回の会議室利用のみ)
AUD $50 per month
・Hot Desk(フレキシブルデスク)
AUD $450 per month
・Dedicated Desk(パーソナルデスク)
AUD $750 per month
・Private Offices(プライベートオフィス)
要相談
詳しい料金表はこちら
まとめ
全世界に展開しているブランドだけあり、担当者の対応や高級感は圧倒的にサーブコープが上だと感じました。またロケーションも高級ブランド外のど真ん中ですが、お客さんの層によっては適していると思います。主に30代以上のビジネスマンや、コンサルティングなど上級のサービスを提供するのならあり、という感じですね。会議室については毎回使用するたびに別料金50ドルがかかるため、イベントや会議が多い会社の場合はかなりコストがかさむといえそうです。
The OPEN HUB(オープンハブ)
メルボルンのみにレンタルオフィスを提供している会社。メルボルンにはコリンズストリートという大通りにありますが、実際に行ってみたところコリンズストリートから少し裏道にそれたところにありました。
中の様子
入口
キッチン
会議室
コワーキングスペース
料金
・Standing nomad(フレキシブルデスク)
$40/day plus GST
・Casual space(フレキシブルデスク/月契約)
$450 / month plus GST
・Full time space(個人用デスク)
$600 / month plus GST
・Startup package(個室オフィス)
要相談
詳しい料金表はこちら
まとめ
コリンズストリートから入り口を見つけるまでにかなり時間がかかったTHE OPEN HUBですが、入り口がロックされているためいちいち呼び出しをしないといけないのがネックです。さらにIT系の男性がメインでコワーキングスペースを借りている印象でした。換気扇もないためフロアに食べ物のにおいが充満しており、お客さんを呼べる雰囲気とはあまり言えず、ひとりで黙々と作業するのであればおすすめかなという印象です。ちなみに訪問時、アポを取ったにもかかわらず担当者がおらず、そのへんで働いていた人が適当に案内する感じでした。
THE CLUSTER(クラスター)
こちらもOPENHUB同様にメルボルンのみに展開しているレンタルオフィス会社。ビジネス街の中心であるクイーンストリートに位置しており、なんとメルボルン中心のフィリンダー駅からは徒歩5分以内というアクセス抜群の場所にあります。
中の様子
待合室
レセプション
ラウンジ
コワーキングスペース
カフェエリア
コワーキングスペース
会議室
料金
・フレキシブルデスク(FLEXI DESK)
週$130
・固定デスク(PERMANENT DESK)
週$195
・PRIVATE OFFICE
$POA(要確認)
・1日オフィスレンタル(DAY PASS)
1日/$40
詳しい料金表はこちら
まとめ
フィリンダー駅から徒歩圏内、さらにカジュアルかつインテリアにもこだわったClusterは活気があり、様々な人が出入りをしていました。明るく開放感があり、カフェや会議室なども無料で使用ができるためお客さんを相手にするビジネス向きの環境という印象です。平日午前中でしたが込み合っている様子もなく、会議室も無料で利用ができるため料金はやや高めながら様々な用途で使用ができそうです。
フレキシブルデスクサービス(フルタイム)内容比較
ServCorp(サーブコープ)/月450ドル
Secure and high-speed WiFi and hard-wired internet(WIFI)
Printing, copiers and scanners from any desk(プリント、コピー)
Full secretarial team / IT help(秘書・ITサービス)
Dial *1 for local IT help(ITヘルプダイアルサービス)
THE OPEN HUB(オープンハブ)/月600ドル
Dedicated desk(個人デスク)
Access to boardroom(会議室利用)
Internet access(WIFI)
Colour printer (カラープリント)
Coffee, fruit, filtered water(コーヒー・軽食)
Bike rack(自転車ラック)
Cluster(クラスター)/月655ドル
Hot desk Access(フレキシブルデスク)
Access to BreakOut Spaces,(共用スペース)
including lounges, library(ラウンジ・ライブラリー・カフェ)
and café
Meeting Rooms(会議室)
Free Unserviced Meeting Rooms(フリー会議室)
50 Free B&W Prints(50枚までの白黒コピー)
Use of CBD Address(住所利用)
Reception Mail Collection(郵便物預かりサービス)
Exclusive Event invitiations(イベント招待)
Storage(倉庫)
以上がサービスの違いです。正直施設的にもサービス的にも、そして雰囲気、ロケーション的にもClusterが圧倒的に良さそうな感じがしました。高級志向ならサーブコープ、カジュアルで作業向けなのはオープンハブ、お客さん相手のビジネス中心ならクラスターがよいでしょう。
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ライター
Saki
カフェとダイビング、そして犬をこよなく愛する福岡出身のアラサー女子。 スペイン1年、フィリピン1年半、オーストラリアへ留学し、英語とスペイン語と博多弁を話すトリリンガル。TESOL(英語教授法)と留学カウンセラー資格を生かして留学JPメルボルンで働いています。ネタはたくさんあるので何でも聞いてください!