オーストラリア留学といえば避けて通れないのがシェアハウス探し。最初はホームステイをして生活が安定してきたらシェアハウスに移る…というのが一般的な流れではないでしょうか。どこに住むべきか…というのが留学生共通の悩みかと思いますが、今回は物件探しで特に気になる治安面を考慮して、治安のよいエリア、悪いエリアをご紹介したいと思います!
※下記ランキングについて※
治安が良い、悪いと感じるかは個人差がありますがあくまで筆者個人の見解です
Contents
治安のよいエリアTOP3
1位 サウスヤラ(South Yarra)
億万長者になったらサウスヤラに住みたい、と語学学校の先生が言っていたほどオーストラリア人の中では高級エリアとして認知されているサウスヤラ。住民のほとんどが白人高齢のオーストラリアを占め、おしゃれな高級レストランやショップがずらりと立ち並びます。筆者は図々しくもこちらに住んでいますが、夜中に歩いたとしても危険を感じたことは全くありません。夜遅くまでレストランで食事をする人の姿も多く、安心して滞在できる街といっても過言ではないでしょう。ただ家賃はとても高いのでシェアルームが無難でしょう。シティから電車で約5分~10分とロケーションも抜群です。
2位 ブライトン(Brighton)
ブライトンビーチが有名な小さなエリアですが、こちらも移民が少なく高齢者の白人オーストラリア人が多い場所として知られています。ブライトンビーチは観光地としても知られており、おしゃれなカフェなどかなり落ち着いた雰囲気かつ、のんびりとした場所となります。シティからは20分程度離れていますが、人気のロケーションです。
3位 フィッツロイ(Fitzroy)
オージーや留学生の間では有名なフィッツロイは、音楽や芸術、おしゃれなショップ、グルメなエリアとして知られています。メインストリートには数多くの有名店がひしめき合っており、男性にとっても女性にとってもたまらない街といえるでしょう。家賃はサウスヤラやブライトンよりはややリーズナブルですが、治安は良好のため人気のあるエリアです。シティまでもトラムで一本(10~20分程度)のためアクセスも抜群です。
治安の悪いエリア
1位 セントアルバンズ(St Albans)
凶悪犯罪の多いエリアとして知られているセントアルバンズ。筆者の周りにも今まで住んでいる人は聞いたことがない、、、というくらいの危険エリアです。特に殺人事件の割合が高く、住人の半数以上が外国人であることから地元民でも敬遠しがちなエリアです。
2位 サンシャイン(Sunshine)
平和そうな名前とは裏腹に治安が悪化しているといわれているのがサンシャイン。筆者も実際に訪れたことがありますが、いかにもオーストラリア人!という人はほとんど見かけません。アフリカやベトナム、南米系の移民が多く、家賃が格安なのがいいところ。夜の21時以降は一人では出歩かないように、と言われている地域でもあります。シティからは20分程度です。
3位 フッツクレイ(Footscray)
シティから電車で西の方向に揺られること10分、明らかに街の雰囲気が変わってくるのがこちらのフッツクレイ駅からです。ベトナム人街が有名なことでも知られており、駅の近くには数多くのレストランやアジアンマーケットがあるため、日本人にとっては便利な場所かもしれません。ですが、アフリカ系移民とベトナム系移民が多く、友人曰く道端にたまに注射器落ちてる…というハプニングもあるそうなので要注意です。
統計データからどこが危ないのか実際に見てみた
ここまで筆者の独断と偏見、いや世間一般の声を代筆したつもりですが、統計的に裏付けができるのかどうかが気になるところ!ということで、今回しっかりリサーチしてみました。意外とイメージだけで危ないとか言ってますが実際はどうなのでしょうか?
今回利用したのがこちらのサイト。
Crime Stastistics Agency
https://www.crimestatistics.vic.gov.au/
こちらは州が運営しているもののため、信頼性はばっちり…ということで最新のマップをよ~く確認。
・・・・・圧倒的にメルボルンシティの犯罪率が高い件。
シティってどのへんよ!?という方のためにズームしてみました。
メルボルンシティ中心部、サウスバンク、ドックランズ、イーストメルボルン、カールトンあたりですね。ちなみに悪名高きフッツクレイやサンシャインエリアはシティより犯罪率は統計的には低かった…という結果になりました。イメージって怖い。とはいえシティ中心部は人通りが多いので凶悪犯罪に巻き込まれにくいという点もあるかと思います。
結論、なんだかんだシティ中心部が一番危ないっていうことですね。
オーストラリアは思ったより安全ではなかった
このように、犯罪率を統計データからみるとイメージとは違った実際の姿が見えてきます。筆者はオーストラリア(特にメルボルン)に来るまでは、オーストラリアはとても安全な国だと思っていました。
でも、実際は違いました。
日本の危険とは少し違う種類というか、いまだに日が落ちてからシティ中心部を歩いたり、バーで飲んだり、電車に乗ったりしていても心が休まることはあまりありません。その理由は、オーストラリアには明らかにドラッグ&アルコール中毒っぽい人とホームレスが多いからです。
突然叫びながら向かってきたり、ふらふらしながらこちらの様子をうかがっている人がいたり、スラム化したアフリカ・アジア系移民が夜中までたむろしていたりととてもではないですが安心して道を歩くことはできませんでした。これは私がイメージするオーストラリア像とはかけ離れた姿だったため、驚きました。
また、ナンパが多いことも女性にとっては危険のうちのひとつでしょう。おそらくメルボルンに滞在している多くの女性が不愉快な思いをしたことがあるのではないでしょうか。カフェで作業をしているのに延々としつこく話しかけてきたり、電車で向かいに座っている人に延々と話しかけられたり、道を歩いているとお茶しようとしつこく付きまとわれたりと、日本に比べてしつこい男性が多いような気もします。(筆者個人も思いますし、女性の友人も同じような経験があるそうです)
日本ほど治安のよい国はどこにもありませんので、たとえオーストラリアといえども油断はせずに自分の身は自分で守るようにしましょう。
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ライター
Saki
カフェとダイビング、そして犬をこよなく愛する福岡出身のアラサー女子。 スペイン1年、フィリピン1年半、オーストラリアへ留学し、英語とスペイン語と博多弁を話すトリリンガル。TESOL(英語教授法)と留学カウンセラー資格を生かして留学JPメルボルンで働いています。ネタはたくさんあるので何でも聞いてください!